地下宮殿

Yerebatan Sarayi

今回の記事は、イスタンブールの地下にある貯水施設です。
貯水池なのに、なぜか地下宮殿の愛称で呼ばれています。

駅かと思うくらい、地下鉄みたいな入り口でした。
これは入口前の看板です。532 A.D.ってことは、、1500年近く前。かなり昔ですね。

入り口からはとても想像できないほど、地下はとても広かったです!

ちょっとシャッターを開放しすぎたせいか明るいですが、構造がよく分かります。28本の柱を12列に、合計336本の柱があり、だいたい8万立方メートルの貯水が可能だったとのこと。ぴんとこない数字ですが。。

奥には不気味なメドゥーサの首が。他の柱とは異彩な雰囲気を放っていて、かなり不気味でした。

出口付近にあった、手足をモチーフにしたへんてこな展示。今にも動き出しそうなので、しばらく見つめていたのですが、結局動きませんでした。。

出口から地上に出るとガチャが。
今の相場でいうと大体 1TL=60円 くらいですね。奥のガチャは見づらいですが、手書きで25KRSと書かれています。

見慣れない単位なのであとで調べてみたら、2004年に行われたデノミネーション(通貨切り替え)の前の通貨名はTLとKrの二つで、今はYTLとYKrになっているらしい。Yはイェニ、新しいという意味で、新トルコリラという名称になっています。ということは25KRS=0.25YTL=約15円か。この辺の物価は日本とあんまり変わらないですね。ガチャで物価を比較してもという話ですが(笑)

そういえば、最近デノミが行われたという割には、前のお札を見かけなかったなぁ。お金の流通のスピードって想像以上に凄まじいのかもしれませんね。

晩飯と食後のチャイ。トルコにいる間はほとんど毎日チャイを頂いて飲んでいました。



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