郷愁にかられるバーリの旧市街とアドリア海

アルベロベッロからバーリに電車で戻る途中のこと。

「あれ、そういえばアドリア海をまだ見てないな…」

P1050618

バーリを訪れる際に飛行機の窓からアドリア海を見たとはいえ、地上から見るとまた違うはず。それに、明日の早朝にはバスでナポリに向かいます。見られるチャンスは今日しかない!となれば、行くしかありません。

ちなみにバーリは、旧市街と新市街がそれぞれ北と南とキレイに分かれていて、旧市街の周りをアドリア海が囲んでいます。そして、私たちが泊まったホテルは新市街の近くにある駅の南側。

ホテルから旧市街まで3km近くあります。徒歩でだいたい30分くらい。遠い。。でも海が無性に見たくなっていたので、アルベロベッロで歩き疲れていた足に鞭打って向かいました。

P1050790

駅から新市街に向かうところ。

P1050791

この通りが新市街と旧市街の境目です。通りの奥のほうにある門をくぐれば、海が見えるはずですが、せっかくなので旧市街の探索へ!

P1050792

旧市街に入った途端、雰囲気が一変。まるで城塞都市のようになっていました。

P1050793

P1050795

お城もありましたが、あんまりグッと来なかったので、スルー。

P1050796

教会がありました。サン・サビーノ大聖堂というようです。いわゆるカテドラルですね。

P1050800

大聖堂の奥をしばらく歩くと、サン・ニコラ聖堂があります。子供たちの遊び場になっているようです。

P1050802

P1050805

聖堂の中身はこんな感じ。なかなか立派です。この聖堂の名前にもなっているサン・ニコラは、バーリの守護聖人としてここに祀られていて、しかもあのサンタクロースの伝説を生んだ聖人でもあるようです。なぜサンタクロースがここに。。

P1050810

地下には、信奉者たちが集まってお祈りしていました。ここにサン・ニコラの亡骸があるようで、世界中から集まってきているようです。結構人が多くてびっくりしました。

P1050811

外に出たら、次はいよいよアドリア海です。ちょうどいい感じに、日が落ちてきていました。

P1050815

雲が低くて、夕焼けがきれい。

P1050818

やっぱり海は広大で見ていて落ち着きますね。

P1050825

街灯の明かりがきれいで、カップルがいっぱいでした。どのカップルも堂々としていて、さすがイタリアンだなあと(笑)

P1050828

なんと結婚式を挙げているカップルもいました!

P1050831

待機しているベンツ。いいですね。かなり雰囲気満点です。おめでとうと拍手したら笑顔を返してくれました。

P1050834

ヨットの群れ。こういうのを見ると地元の海を思い出しては、しみじみとしてしまいます。



コメントComments

 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


前後の記事Navi

  • 白いトンガリ屋根の家のオンパレード

  • 旅人にとって、神のようなお店