サグラダ・ファミリア『生誕のファサード』編
カサ・ミラやカサ・バトリョがあるところからメトロに乗って、向かいます。専用の駅があるのはさすが。サグラダ・ファミリアのピクトグラムが分かりやすく、思わずクスっと笑ってしまいました。
出口を出た途端、ドドーンといきなり出てきます。ビックリします。素で、うおーと叫びました。
サグラダ・ファミリアには、東側に面してる生誕のファサードと、西側に面している受難のファサードの二つの入り口があるようで、これは生誕のファサード側です。
前もってネットでチケットを購入しておいたので、並ばずにあっさりと入れました。ネット様々です。生憎の空模様ですが、それがかえって不気味さを増幅している気がします。。
緻密な彫刻が沢山施されています。彫刻にはひとつひとつ意味があるようで、ガイドブックの地球の歩き方に詳しく解説が書かれてありました。イエスの幼年期の出来事が表現されているそうです。
よく見ればわかると思いますが、上の二枚の写真は同じものです。見る角度で印象が結構変わるのがおもしろいなーと。ちなみに、これは『天使の合唱隊』といって、内戦で損傷していたのを、日本人彫刻家の外尾さんという方が修復したらしいです。
カメムシやテントウムシまで。
生命の木の上にある、四つのてっぺんが何か被せられていますが、スケスケの中身をよーくみると、カラフルなモニュメントが付いています。完成時に外すのかな?外すとまた印象が結構変わりそう。
入り口付近の柱を支えている亀。重そう。
そして、意を決して中に入ります!
開いた口が塞がらないとはこのことだと思いました。バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂といい勝負かも。ただ、こちらは外観の印象とは裏腹に、モダンです。昔と今が混同するというのは、こういうことなのかと思いましたが、出来るだけガウディの意匠に基いて、忠実に再現しているとのこと。ガウディさん、すごい。100年近く前の人なのに。
祭壇のようなところはこんな感じ。光がとてもキレイです。
その光の下の中心には、キリストの像が。
マリアの像も。
聖堂内には椅子がたくさん置いてあり、ゆったりと眺めることができます。首をずっと上にあげていると本当に疲れるので、これは嬉しい配慮。
この方が目を光らせていて、この空間の中で、誰かが立ったままボーっと上を眺めようとすると、直ちに「座れ」と注意してきます(笑)
そして天井を見上げると、その空間にただただ圧倒されます。
一体何メートルあるのか分からないくらい高く、幾何学的とも生物的ともとれる不思議な彫刻や装飾に、吸い込まれていく錯覚を覚えました。
マルコ。
これはルカ?
えらくゴツイ螺旋階段。
人間と対比すると、でたらめな大きさがよく分かります。
ステンドグラス越しに差し込んでくる光が幻想的。
モダンな螺旋階段。他にも、あちこちに螺旋階段があります。螺旋階段フェチとしてはたまらない場所だと思います。
彫刻で色んな国の言語で書かれた文字がたくさんありました。「Gracies」があるので、これは多分「ありがとう」なのかな?
これは展示写真のものですが、日本語のもあるようです。スラムダンク作者の井上さんが書いた文字もあると聞いていたので、探してみたのですが、見つかりませんでした。orz
あとから調べてみましたが、どうやら「我らを悪より救い給え」という言葉が、栄光のファサードの扉にあるようです。ファサードは二つではなくて三つあるんですね。。勉強不足でした。
次は上に登ってみます。エレベータで。つづく。
コメントComments
Comments are closed.
もう!もう!もう!
鼻血でそうな写真、、、吸い込まれる。
ガウディに出会ってもう35年以上。
この写真達は美しすぎる☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
死ぬまでにはやっぱり行きたい。。。
嬉しいコメントをありがとうございます!
ガウディさんファンなんですね。私も完成時はぜひまた行ってみたいです。
あ、最初の螺旋階段は、サザエとかの巻貝を模倣しているそうですよ
なるほど!言われてみれば確かに貝っぽいですね。
私も入りましたが本当に美しいですよね!晴れてよかったです!住みたい〜住みたい〜w
てんとう虫までいたとは気付きませんでした・・。
ガウディさんのことだから、てんとう虫のほかにも色んな虫が隠れてそうですね(笑)