カサブランカのスタバ、そして空港へ

朝、シャウエンを離れるときがきました。三日間という短い滞在でしたが、静かな街の雰囲気が気に入っていたので、正直もう少し居たかったです。イード祭の直前(二日前)だったし。

P1080992

カサブランカ行きのバスからパシャリ。ヤギも一緒に乗るようです。

P1080990

ウ◯コぶりぶり。

P1080994

13時前にカサブランカ到着。出発が9時半だったので、所要時間、3時間半くらい。でもバスが快適だったのであっという間に感じました。写真のは国営バス会社CTMで、このモロッコの旅では大変お世話になりました。特に大きな遅延もなかったし、何よりも無事故でカサブランカに戻ってこられたことに感謝!です。

カサブランカは他の都市と比べるとたいして見所がないとよく言われます。一応、モロッコの首都なのですが。。ガイドブックを見ても、確かに惹きつけられるものがありません。モロッコに到着した時も通過するだけでした。

P1080998

腹を空かせていたので、バスで降りたところから徒歩圏にある、「Snack Amin Adam」というお店でランチをいただきました。地球の歩き方に、めっちゃ混む!と載っていたのですが、そうでもありませんでした。

P1080996

お通し的なサラダ。トマト好きとしては嬉しい。

P1080997

今回のモロッコ滞在の最後になったタジン。これまでたくさんのタジンをいただきましたが、どれもハズレがなく美味しかったです。タジンは食べやすくて、胃に優しい気がするので好きです。

P1080999

お腹がふくれたところで、お店の近くの中央市場を覗いてみました。

P1090004

市場には、魚介類から肉、野菜、果物など何でもあり、食堂もあるようです。東京でいえば築地市場のような存在ですね。

P1090001

ここにも、ねこさんがいっぱいいました。

P1090002

100歳は生きてそうな、すごく貫禄のあるねこさんです。ぬくぬくと気持ちよさそう。

P1090010

カフェ探しに、カサ・ポール駅まで歩いて向かいます。

P1090013

モロッコの国旗。深紅の色は預言者ムハンマドを象徴、緑色の星はソロモンの印章を意味するそうです。

P1090015

P1090016

カサ・ポール駅。かなりモダンな駅です。最近出来たばかりなのかな?この駅からそのまま電車に乗って空港まで行けるようです。入り口付近にあった、販売機で空港行きの電車の切符を購入しました。二人分で80MAD(約900円)でした。

P1090020

ここがモロッコ?と思うくらい駅内もすごく綺麗です。マクドナルドもありました。

P1090021

スタバ!

早速レジの人に、Wi-Fiはあるかと聞くと、申し訳なさそうに天井を指差したので、なんだろうと見てみると、ルータらしき機器を取り付けている人がいるではないか。。詳しく聞くと、今日は取り付け工事のため使えないとのこと。

しかし、Wi-Fi状況を見ると、確かにスタバのWi-Fiは無かったのですが、他のお店のWi-Fiがビンビンと立っています(笑)

P1090018

というわけで(?)、電車の時間までしばらくここでのんびりすることにしました。

オーダーしたのは、カフェモカとケーキ。ラテアートが適当すぎて吹きました。スタバでこのクオリティは初めてな気が。。金額は64MAD(約750円)でした。さすがに他のと比べて高いです。

P1090017

二階はこんな感じ。ガラガラでした。奥にソファがあったので、そこでブログを書いたりしながら、ゆったりと休みました。

P1090023

そろそろ時間になってきたので、空港に向かう電車に乗ります。

が、電車が来ない!写真の時計を見てわかる通り、電車の出発時間が20:20なのに、もうすぐで1時間遅延しようとしています。幸い、フライト時間は深夜の2時半なので余裕はあります。

駅員がなにやら説明していたので、近くにいた若いカップルに聞いてみると、「アクシデントで遅れている」「今すぐ空港に行きたい人は別の駅から乗る必要がある」とのこと。フライト時間までまだ余裕がある、と説明すると、じゃあここで待っていれば大丈夫だよ、と。

P1090024

そして待つこと1時間後、22:15にやっと電車が来ました!

しかし、やはりというか、中には人がいっぱい乗っています。降りる人が降りてから乗る人が乗る、というなんてものは無く、みんな必死で入ったり降りたりしています。中には、勢いよく降りようとする男性もいて、親切にしてくれたカップルの女性に思いっきりぶつかってしまいましたが、女性はたじろぐことなく、男性に大声で「何すんじゃお前!」みたいなことを言っていました。そして群衆の中を、嫁の手をつかんで電車に乗り込んでいきました。なんとも勇ましい。。私も後を追って、無事乗れました。

P1090026

カップル曰く、空港に行くには、この電車に乗ってまた別の電車に乗り換える必要があるとのことで、駅員にこれを見せると良いと、ブギーボードに英語とアラビア語で書いて渡してくれました。とても親切で素敵なカップルでした。

電車を降りて、駅員さんにこのボードを見せたら、ショートカットなのかレールの上を歩かされました(笑)。おかげさまで、無事乗り換えも出来て、空港に到着しました。

そして、ルフトハンザの機に乗って、ドイツのフランクフルトに向かいます。長かった、モロッコの旅もこれでおしまいです。とても素敵な国でした(交通事情除く…)。人々も親切だったし、また来たいです。つづく。



コメントComments

 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


前後の記事Navi

  • 初めて知る犠牲祭(イード祭)

  • たった三時間のドイツ滞在