インド三日目

今日は、早起き♪（まだ時差ボケ残っていますが）

デリー在住のろう者ビノーさんに会うためです。ビノーさんとは今日で初対面なのだが、なかなかのイケメン。

さらに国際手話も出来て、日本手話も少し出来るという。ジョークあふれたユニークな方でした。

ニューデリー駅の近くに荷物をおいてくれる場所に連れてってくれましたが、どう見てもごく普通のカフェ。

そこに預けて良いの？と聞くと、いつも食事しているお店でスタッフたちも友達だからノープロブレムという。

不安になりながらも、早速、飲み物を注文し、のんびり。

この時、注文したレモンナナジュース（写真※左側のグリーン色）がめっちゃおいしく、何回も注文してしまいました。

水分補給したところで、カンジーのお墓やカンジー博物館を見学。

さすがデリー生まれ育ちのビノーさん、いろいろ情報を教えてくださりました。

多少、話大きくしてない？と思うところもありましたが、国際手話でいろいろ教えてくれるのは心強く、何より楽しい！

その後は、空港近くにあるケンタッキーへ。

ここケンタッキーは、ろう者が多く働いているそう。今日、一番に楽しみにしていた場所です。

ただ、実際行ってみると想像とは違っていました。

確かに、ろう者は働いていたものの、そばで聴者店員が通訳していました。いらないわー。

さらに、オーナーは手話が分からない聴者でした。 現場監督は手話が出来るみたいですが、かなりの無愛想。。（インドは基本無愛想ですが）

撮影禁止（動画NG）ということだったので、撮影が出来ず、残念でした。日本からこのために来たと交渉してみるものダメの一点張り。

日本でいえば、スタバみたいなものでした。（スタバも積極的に聴覚障害者の雇用を行っているが、働きやすさの意味では課題が残っているよう）

もっとろう者たちが対等に働ける場が増えるべきと切実に思うばかりです。

次に、近くにあったケーキ屋で怪しいチョコレートケーキを食べましたが、甘さを越えた甘さでとても食べれるものではありませんでした。。三人でシェアして良かった。

もっと美味しいケーキを食べたいというと、評判のお店があるという。

オートで約20分ほどの大きなショッピングセンターの中にありました。

向かっている時、つい最近あった男女カップルの事件がそのセンター付近で起きたらしく、ビノーさんが詳しいことを説明していました。

ごく普通のカップルがショッピングセンターでデートを楽しんだ後、帰りのバスに乗っていたら運悪く乗り合わせた若い男四人らにレイプされて最後は鉄パイプらしいものを入れられ、亡くなったという。

日本でもニュースになった事件です。。。あんまりの心痛さに目をそらしそうになりましたが、現実から目をそらしたらダメと思い、最後まで話を聞きました。

本当に心痛い事件というより恐ろしい事件です…。

事件の後、デリーの人々がデモを起こし、犯罪を犯した人たちは捕まったそうです。

数分後、ショッピングセンターに到着しました。

お店に着くと、トリップアドバイサーの評価表があるではないか。

これは期待出来そうだ♪

どれもおいしそうで迷いましたが、ニューヨークケーキというものを注文しました。（写真撮れませんでした汗）

気になる味は。。。。

使っているチーズが変わっていて、パサパサした食感でした。。

まだ三日目ですが、インドの食事をしていて感じたのは、日本と比べて塩分控えめなのです。食べやすいです。

ショッピングセンターの中にあったインドのファッションショップに寄ったら、ビノーさんがファッションに興味があるのかとびっくりされました。

痴漢や何かされないために、男っぽい服を着ていたからでしょうか。髪型も男みたいだと言われました。

こへさんが、赤系の服をたくさん持ってるけど、インドが怖いから着てないだけとフォロー？してくれました。（笑）

ビノーさんとの時間もそろそろ終わりに近づき、バラナシ行きの夜行鉄道へ。

私たちの席のところまで送ってくれました。今日一日、彼がいて本当に良かったです。

変な人に話しかけられる確率も低く、物乞いの接し方や交渉の様子などいろいろ参考になりました。

ビノーさん、ありがとう！

いざ、地球で最も底にあると呼ばれているバラナシへ。

ー続く。