初めてのアーユルヴェーダ体験

in リシケシ

以前、たまたまモデルの長谷川潤さんがやっているという記事を見つけて、アーユルヴェーダというものを知りました。

アーユルヴェーダは、簡単にいえば、インドの伝統的な医療で、料理やマッサージなど何かと幅広いものだそう。

南インドのケララ州が本場なんだそうですが、今回は残念ながらケララ州に行く予定がないので、ヨガ聖地であるリシケシでヨガをしながら、アーユルヴェーダを受けてみたいと思っていました。

本当は、二週間以上ほどプログラムを組んで体験するのがベストなんだそうですが、時間もないため、プチ体験の感覚で1時間ほどマッサージを受けてみることに。

宿の人が、近くにあるお店を紹介してくれたので、直接お店に行って予約しました。

「Hemadri Ayurveda Center」

ヘッドスパ、アーユルヴェーダ（眉間の上あたりにオイルを流す）、スチームの100minコースで2000ルピー。
さらに20%OFFキャンペーンで1600ルピー！

やや高く感じましたが、他のお店を探すのも大変なのでこのお店にしました。

どんな感じかというと。。。

まず、地下室にある密室で全裸になり、ふんどしのみになります。
本当は、もっとキレイな海辺とか開放的なところで受けたかったですが、この点は妥協しました（笑）

横になったところで、眉間の上あたりにオイルを流すというのをいきなり始めます。人肌くらいの温かさのオイルが流れてきます。

おばさんがやってくれるのですが、イメージとは大分違っていました。。

オイルといっても酸化した胡麻油みたいな香りでした。
生姜とかもっとそういうのを使うと思っていたので、ややテンションが下がりました。

次に、さっきと同じオイルを使って、全身をマッサージ。

これがものすごい痛くて、何度か思わず「痛い！」と叫んでしまいました。

特に、足の太ももあたりが痛くて、素手で垢すりをされてる感じでした。
途中、停電して真っ暗になってしまったときは、びっくりしました。

おばさんは落ち着いた様子で、ろうそくに火を灯してマッサージ再開。

あ、なんかその方がロマンチックでマッサージっぽい雰囲気がして良い♡と思ったのですが、電気が戻ると、あっさりろうそくの火を消してしまったのでした。。

痛いマッサージが終わり、髪の毛も顔も全身オイルまみれ。。。

早くシャワーを浴びたかったのと時間があんまりなかったので、次のスチームはいらないから先にシャワー浴びさせてと言うと、五分で終わるからというのでスチームを受けたのですが、これがまったくスチームじゃありませんでした。（笑）

ただの木箱で、そこに入るだけ（スチームなんて出ていません）だったので、とても最悪でした。見た感じ、そばにやかんがあり、やかんの中にある水を沸騰させて、それを木箱に入れるシステムっぽかったです。そら時間かかるし、全く温かくもなく、当然汗もかいていません。

しかも、その様子をマッサージしていたおばさんが携帯で写真撮っていて、キレそうになりました。。

さっさとシャワーを浴びたのですが、シャワー室も汚くて、お湯がゆるく、オイルが落ちません。汚いバスタオルで、体をふき、着替えて髪は濡れたまま、外に出ると、こへさんが受付の人と何やら話し込んでいました。

こへさんも別室で私の付き合いで一緒に受けてくれたのですが、こへさんもスチームに納得いかなかったらしく、その場で話し合っていました。

こへさん「彼女、髪がオイルでぬれたままじゃないか。おかしいのでは？」（和やかに）
受付「そもそもアーユルヴェーダは、シャワーしない方が良いんですよ」
こへさん「何故、それを最初に言わなかった？」
受付「（だんまり。。）」

受付さん、ずっと頭を抱えつつもなかなか交渉に応じません。数分後、こへさんが最後の決め文句！を言うと、交渉に応じてくれました。

その決め文句は、書かないでおきます。（笑）

十分にオイルが落ちてないテカテカとした顔とオイルでベタベタの髪のまま、デリーへ戻りました。

※結局、一週間くらい匂いが取れませんでした。