イスラム教の国エジプトに、教会?
in カイロ
二年前の革命後から情状不安定なエジプト。何かが起きてもおかしくないエジプトに行こうと決めたのは、エジプトのカイロ在住の友人からの「エジプトにもおいで」という一言でした。友人の温かい配慮で、空港送迎とプチホームスティもさせていただきました。
四時半頃、朝早く空港に到着したにも関わらず、友人のご主人とドライバーさんが迎えに来てくれました。
カイロ国際空港には、礼拝をする部屋があり、これを見た途端、イスラム教の国だなぁと実感しました。
車に乗るとこへさんが「この車すごいね」と言うので、何かと思ったら、ベンツでした。初めてのベンツ、ものすごく静かで快適でした。ご主人通訳でドライバーさんにそう伝えると喜んでいました。ドライバーという仕事を誇りにしているようなドライバーさんで素敵でした。
ご主人からエジプトのことをいろいろ教えてもらいながら、初めて見るカイロの街を車窓から眺めていると、あっという間に、友人宅に到着しました。しかし、目の前には、どう見ても某高級ホテルでした。「???」と不思議に思い、恐る恐る聞いてみると、驚くことにご主人の社宅でした。
こんな素敵なところに泊まれるとは思わなかったので、びっくりしました。朝食も高級感のあるところで緊張してしまいました。この日は、午前中から友人とカイロの街を歩きました。飛行機内では、不人気なのか空き席が多く、リラックスしてよく寝れたので、長時間のフライトに関わらず、元気です!
まず、向かった先は、コプト教徒の教会でした。エジプトでは、キリスト教徒のことをコプトといいます。エジプト人は、9割がイスラム教徒、残りの1割がコプト(キリスト教徒)だそうです。
彫刻が今にも飛び出てきそうです。良い天気すぎるほどの快晴でした。
周りに、朝食でもいただいたナツメヤシが実っていました。初めて見ましたが、ヤシの実みたいな場所に実るんですね!
少し歩いたところにあるコプト教会。全体的に黒っぽい印象を受けました。
モザイク画。やや手抜き感がありました。(笑)
カイロの街巡りは、車での移動でしたが、コプト教会が集中しているところに、駅がありました。ちょこっとホームの中に入らせていただきました。
アラビア語の数字。少し覚えてきたので、意味が分かると楽しいです♪
機械式の改札口になっていました。窓口で切符を購入してから、
改札口を通ります。
メトロなのに、地上にある電車。(笑)
こへさんのナイスショット。
エジプト人は、あちこちゴミを捨てるそうです。ゴミ集め業者でもいるのかな?
この道中に、イエスがエジプトに渡ったときに、身を寄せたといわれる教会がありました。撮影禁止のため、写真は控えています。
通りには、いろいろな本がたくさん売っていました。ガイドブックやピラミッドに関する本など。。カイロは、乾燥しており、大変暑いので、屋根があるのは、嬉しいことです。
この後は、マルキルギスにある紙漉きアトリエ(ろう者が働いている)に行きます。
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