ろう者がいるシルクファーム

in シェムリアップ

カンボジアで作られるシルクは、質が高く、世界的に高い評価があるようです。そんなシルクが作られている場所に、カンボジアのろう者が働いているということで行ってみました。

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日本語の説明ボートがあり、わかりやすかったです。自立支援を目的として、日本でいうと職業訓練と似ていますね。

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ブッタなど仏教の作品が主でした。

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版画の作業場に、ろう者たちがいました。シルクを作っているかと思ってたのですが、シルクファームの中でいろいろな作品が作られていて、その一部を担っていました。

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みなさん、ジョークが絶えない明るい人たちでした。初対面の私に、いきなり「結婚しているの?」「子どもは?」と聞いてきたのも面白かったです。(単なる礼儀知らず?)

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カンボジア手話の紹介ボードが貼ってありました。これはカンボジア手話の指文字でクメール文字で書かれていました。手話は、世界共通と思っている人が多いですが、それは大間違いです。国によって、文化が異なるように、手話も国によって違います。さらに、日本語に関東弁や関西弁があるように、手話も関東手話、関西手話があります。

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続いて、こちらはカンボジア手話の数字です。聴者が使うジェスチャーとは違うことが少しでも分かるかな??実は、日本手話の数字と微妙に似ています。1〜4と9は非常に似ていますが、6〜8が逆です。この違いは面白いのですが、時には弊害もあったりします。今回のツアーでもありました。

たとえば、Mengさんが「明日は8時にホテルのロビーで集合しましょう」と伝えるつもりで手話で表現します。それを私たちは日本手話の7時と解釈し、1時間待ちぼうけしたことがありました。Mengさんが日本手話の8を7と勘違いしていたのが原因ですが、そもそも、Mengさんは日本手話とアメリカ手話、国際手話を交えて話をするので、非常にややこしいです。。

この出来事があって以来、Mengさんが数字を表現してきたときは、念入り!に確認するようになりました。

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漆をぬっているところ。ろう者はいませんでした。なぜかしら。。

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彼も、ろう者です。広い工房内で、絵画や金工など、それぞれ分かれていますが、金工で働いているろう者は彼一人でした。

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まだ作製中の象さん。それはそれで味があって、かわいらしい。

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点検で不合格とされ、作業場に戻された豚たち。よく見ると、鉛筆で修正点があります。

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アンコールワットにも、あちこちあったものです。これは、何だと思いますか?なんと、男性器と女性器です。詳しい説明は、こちらのWikipediaに書いてあります。

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出来上がった商品は、こんな風に並んでありました。蓮の実で焼いたクッキーがあり、おいしそうだったので、エジプトの友人のお土産に買いました。



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