世界三大美女クレオパトラも通っていた死海へ
アカバから死海への移動手段がタクシーしかなかったので、一度アンマンまでバスで戻り、そこから折り返して死海へセルビスに乗って移動しました。
ドライバーさん。
死海はリゾート地なので、ちょっと贅沢してリゾートホテルに泊まりました。というか、このあたりはリゾートホテルしかありません。
しかしチェックインした部屋のあらゆるところからアリの大行列が発生!すごいことになっていて、とても泊まれる気分じゃなかったので、受付にクレームを出してみると、なんとグレードアップした部屋にチェンジしてもらえました。
部屋だけでなく、トイレやシャワー室が二つもあり、広々とした部屋になりました♪さらに、部屋から死海がよく見えます!ただ、前の部屋よりは少ないとはいえ、この部屋からもアリが数匹出てきましたが…
死海は、ヨルダンとイスラエルの国境線上にある塩湖で、向こうにかすかに見えているのがイスラエルです。翌日、ニュースで停戦になっていましたが、まだ安全に行ける場所ではありませんね。。
海と空の境界線が見えない不思議な光景。本当に真っ白で分からないです。
いよいよ、死海に入ります。死海は、公共ビーチや無料ビーチもあるのですが、泊まったホテル専用のビーチがあるので、ホテルからそのまま専用ビーチまで歩いていけます。
階段を下ると、死海が見えてきました!
これが死海だー!周りを囲んでいるボールが少し残念ですが、空いていました。死海は、塩分濃度が30%ととても高く、名前通り生物が住めない湖として有名です。水や泥に含まれる塩分や豊富やミネラル分を利用したスパ充実や泥パックなどの美容も販売されていました。
気候は、温暖で標高が低いため、酸素が濃く、紫外線も弱い。保養地としてはうってつけの条件が備えているのだ。太古の昔、ユダヤの王ヘデロは、死海側でスパを建設し、クレオパトラは死海の泥で美しさを磨いたという。(一部、「地球の歩き方」より引用)
早速、体中に泥を塗ってみます。
「こへさん、背中のあたりがまだだよ」
「あ、本当だ。うぬっ…届かない…」
「ヘーイ!オラが塗ってあげるぞおー!」ぬりぬりっ!
「Ah-hahaha!さらば!」ラブメッセージを残してくれました。
このような壺に泥んこが入っています。粘土みたいでした。
泥を塗った後、30分ほど乾燥させてから死海に入って、落とすのですが、乾燥するのを忘れて入ってしまうこへさん。
本当に浮かびます。ぷかぷか。でも、まぶしそう。
ちなみに、私も死海に入ってみたものの、体中がかゆくなってきて、皮膚が薄い部分がしみてしまい、とても長く入れる状態ではありませんでした。
泥パックにも挑戦してみたものの、やはり痒みを感じてしまい、すぐ落としました。残念ながら、敏感肌な人は合わないかもしれません。
でも、本当に、体がぷかぷか浮いだときは感激しました!
ホテルの部屋のテレビリモコン。こへさんが見て興奮していました。
初めてカクテルを飲んでみました。カクテル名は「Dead Sea Mad」死海の泥です。あま〜いミルクシェイクのような味でした。アルコール度数がかなり高くて、全部は飲めませんでした。