ベルベル人のガイドさんとアトラス山越え
砂漠ツアーシリーズその1
マラケシュで泊まったリヤドは、こんな感じで吹き抜けになっていて、とても開放感があります。
右方にはプールのようなものがあります。水があるだけで雰囲気が涼しい感じになりますね。
泊まったリヤド「MonRiad」、お世話になりました。オーナー含めスタッフが皆さん親切でした。
待ち合わせ時間になったら、依頼しておいた砂漠ツアーの会社の方が迎えに来ました。車のある駐車場まで歩いていきます。
この時、朝の八時。いよいよ、三日間の砂漠ツアーが始まります!
とっても陽気なベルベル人のガイドさん。
街を出たところで、小休憩。
車のトランク上に地図を広げて、今回のツアーの流れを丁寧に説明してくれました。
まずは、ここマラケシュからハイアトラス(オートアトラス)山を越えて、ワルザザートへ、そしてサハラ砂漠に近い街メルズーガへ、そしてローアトラス(モワイヤン・アトラス)山を越えながら北上してフェズへ向かうという、モロッコをほぼ一周するルートです。その全行程、約1000km!日本でいえば、東京から鹿児島くらいの距離です。
ベルベル語プチ講座。象形文字っぽいです。PやU、Vにあたる文字が無いようです。
私たちの名前も書いてもらいました。どこかアルファベットと似ている気がします。
ちなみに、「ベルベル」という言葉はもともと差別語だったようで、ギリシャ語で”バルバロイ=言葉がわからない人”という意味だそうです。そのためベルベルと呼ばれるのを嫌う人もいるとか。
標高1460mのところにあるカフェで小休憩。
屋上にはテラスがあり、絶景です。天気にも恵まれました。
ブギーボードにスケッチを書いています。ペレー帽もかぶっていし、まるで画家?(笑)
おもしろいシルエットの椅子です。
次に車が停まったスポットがここ。アトラス山のふもとに数々の家が建っています。
土や泥などで建てられたものだそうです。
車道の近くには、珍しい形をした石が売られていました。クリスタルのようなものもあります。
この地方で有名なローズを使った名産物を売っているスポットにも寄りました。日本人も多く訪れるのか、日本語のガイドがありました。
めっちゃセールスしてきます。
これが、
こうなります。他にもいろいろテスターが置いてありました。嫁も私もあまりピンと来なくて、結局買いませんでしたが。
レールの上にはこんな感じの路上店も。さすが観光地。色どりどりでセンスも悪くないです。買いませんでしたが。
モロッコの山には、たまにこんな感じの三つの言葉が刻まれていた(写真失念)ので、ガイドさんに聞いたら、なんとモロッコのスローガンだそうです。「神、我が国、王」。カッコいいなぁ。
ティシュカ峠。標高2260m。
かなりの絶景です!ここまで来たら、世界遺産のアイトベンハッドゥまであともうすぐです。
かなりノリがいいジョン・トラヴォルタ似のドライバーさん。安全運転を心がけてて、とっても安心できました。
サービス精神が旺盛なのか、平坦な道があるにも関わらず、ショートカットしてこのデコボコ道を30分くらい走ってくれました。音楽をガンガン流して歌いながら(笑)。私も嫁も車酔いには強いのですが、あまりの揺れに少し気持ち悪くなりました。。
マラケシュを出発してから、約4時間半。ようやくアイトベンハッドゥに到着しました。
ここのレストランでランチをいただきました。
もはや定番のミントティー。この甘さは落ち着きます。
ここのタジンは、レーズンやプルーンなどドライフルーツが入っていて、おいしかったです。
腹がふくれて落ち着いたところで、世界遺産のアイトベンハッドゥへ歩いて向かいます!つづく。
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