サハラ砂漠脱出
砂漠ツアーその7
朝日の出を拝んだあと、しばらくぼーっとしていました。

そして、いよいよ砂漠を離れるときがきました。ここが私たちが泊まったテントです。テントには砂が少し入っていて、お世辞にも寝心地は快適ではありませんでしたが、砂漠の中で寝ているという状況にとてもワクワクしていました。

記念に砂を持ち帰りたくなったので、ペットボトルに砂を入れようとしたら、おっさんがやってきて入れてくれました。
慣れているのか、その手際が見事なもので、まずペットボトルに少量の砂をいれ、シャカシャカと振って水を除去し、手をジョウロ状にして砂をサラサラと入れていました。

おっさんと記念ショット。


荷物を載せようとすると、ラクダがグェーグェーと唸ります。搭乗拒否?(笑)
そして、また砂漠を歩く旅へGO!





砂漠って不思議です。歩くたびに刻一刻と変化していきます。10分もしないうちに、昨日の筋肉痛がぶり返してきて、お尻が痛くなってきました。。



嫁もテンションMAXです。後ろに誰もいないので、フリーダムモード。

おっさんに撮ってもらいました。バックの砂漠が傾いているのがとても良い味出てますね。

ラクダ、かわいいです。頭をスリスリしても嫌がりません。手触りとしては毛深いフェルトみたいな感じ。

メルズーガの街が見えてきました。

足場が砂利になった途端、ラクダの乗り心地が一変。車でいえばサスペンションが硬くなったかように、軽くなりました。

このあたりに、なんと瓶の破片が落ちていました。危ない。。ラクダも分かってるのか、かわしながら歩いていました。

一時間強のラクダの旅も、ついに終着点。

お世話になったラクダ。

行きも帰りもコイツでした。目つきが凛々しいです。



なんというか、今回の砂漠往復でラクダを見直しました。まさかラクダがここまで従順で、愛くるしいペットだとは思いませんでした。グエッグエッと変な音も出すし、面白い変顔もするし、砂漠の急傾斜を降りるときもブレないし。ただ、乗り心地は本当に微妙なところで、お尻がかなり痛くなります。
つづく。
 



 
             
             
             
             
             
             
    



