カンボジアへバスで国境越え

一週間近くいたベトナムに別れを告げる時が来ました。食べ物がおいしくて割と居心地も良かっただけに、少し寂しかったです。

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「MEKONG EXPRESS LIMOUSINE BUS」というバスに乗って、まずはカンボジアのプノンペンに向かいます。このバスも、クチトンネルやメコンデルタでツアー依頼したTNKトラベルさんにお願いして手配してもらいました。ふたりで$28なので、だいたい3000円弱です。

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バスに乗る人の船出を祝っているのか(多分違う)、シャボン玉を吹いている人がいました(笑)。

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妙にゴージャスなバスでした。このバスに乗って6時間かけてプノンペンに向かいました。

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車内にはなぜかカラオケが…。出発してからはハリウッドのアクション映画に切り替わっていました。字幕が英語でした。

この時にカナダ人のカップルの男性から、「そのカメラ良いね、マイクロフォーサーズ?」と言われたのをきっかけに、1時間近く筆談を交わしました(英語で)。私たちと同じく世界一周中で、カナダのセントジョゼフ島住まいのフリーランスフォトグラファーでナイスカップルでした。

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そのバスの中で渡されたカンボジアのビザ発行依頼書。日本でも発行できますが、国境でも取得できるようです。ビザ代は$20。今年10月から$30に値上げされるようです。

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国境はこんな感じで、バスは道路をそのまま通りますが、乗客は全員降りて、建物内にあるイミグレーションを通ります。関門では、パスポート審査だけでなく、カメラで顔の撮影や、全ての指の指紋取りも行われます。指紋取りの装置がやけにハイテクでした。

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川が見えてきたので、橋を渡るのかなと思ったら、なんとバスごと船に乗りました。トルコで、イズミルからイスタンブールへバスで向かうときもありました。でも、ここではバスの周りに現地の子供達がいっぱいで、みんな大はしゃぎなので賑やかです。

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こんな感じでバスごと乗り込んでます。それにしても本当に川が茶色いなぁ。
ちなみに、なぜ茶色いのかはメコンデルタツアーの記事に書いてあります。

陸についてからだいたい1〜2時間くらいでプノンペンのオルセー市場に到着。バスの乗り心地が良かったので、それほど疲れずに快適に移動出来ました。

カンボジアでは、カンボジアデフツアー(CDT)というろう者向けのツアーに申し込みました。プノンペンからシェムリアップまでの6日間、ほぼ旅程などお任せです。しかし、その担当者がバス到着して待機していても、一向に現れません。炎天下の中ずーっと待っていました。おかしいと思い担当者にメールすると、「オーごめん、今から向かう」と。。

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しばらくすると来ました。どうやら待ち合わせ時間を一時間も間違えていたようです。あり得ないです。ちょっと先が思いやられますが、果たしてカンボジアではどんな日々になるのか。。



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