サグラダ・ファミリア『受難のファサード』編

前回の続きです。

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エレベータで登る前に、一回西側に出てみました。受難のファサードを見るためです。

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生誕のファサードと雰囲気が全く異なっています。直線的で冷たい感じがします。

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受難という名の通り、キリストの死がテーマになっています。

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このキリストの顔をよく見ると、凸じゃなくて凹になっています。正面から見ると浮き上がって見えるのが面白いです。

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ユダの接吻だそうです。

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後ろにある16の数字が入ったこのプレート。こういうのを見るとワクワクしてきます(笑)。どういう意味だろうと考えていると、縦、横、斜めの一列をどう足していっても、常に33になることは分かったのですが、なぜ33なんだろうと。後から調べてみましたが、キリストが亡くなった年齢だそうです。なるほど。

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これはドラゴン?トカゲ?

ボーっと眺めているうちに、ネットで予約しておいた時間になってきたので、またサグラダ・ファミリアに入って、エレベータのあるところに向かいます。

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写真では分かりづらいのですが、後から付けた感たっぷりのエレベータです。螺旋階段によって出来た穴に、無理やりエレベータをねじ込んでいます。そのせいか見た目はビミョーですが、登らずに済むのは楽です。。

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エレベータが狭いので、ロッカーで荷物を預けたほうがいいようです。外国にしては珍しく、払い戻しタイプです(笑)。

 

ちょっと中途半端ですが、エレベータで上がっていく様子のムービーを載せてみます(見られなかったらごめんなさい)。

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数十秒でてっぺん(?)まで来ました。ここはどのあたりなんだろう?

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相当高い位置にあるので、高所恐怖症の方にはつらそう。

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窓と呼んでいいのかわかりませんが、隙間が至るところにあるので、そこから外を眺められます。海も見えます。

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まるで人がゴミのように見えます。

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ブドウのようなモニュメント。

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もうこれ以上、上へあがれないところまで来たら、あとは螺旋階段で下っていくだけです。

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巨大な螺旋階段の内側。ラスボスがいるダンジョンの雰囲気がします(ゲームの話)。

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上にはスピーカーみたいなものが。

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これは、あがってきた時のエレベータかな?

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工事中の様子もふんだんに見られます。

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さきほどのとはまた別の螺旋階段を降りていきます。グルグルしてます。結構な急傾斜でなかなかスリルがあります。

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見上げるとこんな感じ。綺麗な弧を描いてます。たまりません。上から水を流してみたくなります。この階段を降りきったところにある出口から、聖堂内に抜けられます。

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トイレを探すためにウロウロしていたら、博物館のようなところを見つけたので、行ってみました(聖堂内から受難のファサード方面に出て、左側に回りこんだ位置にあります)。

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リアルタイムで建設に関わっている方たちの働いている様子がガラス越しに見られます。割とハイテクな技術を使ってる感じで、面白いです。

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完成するとこんな感じになるらしいです。まだまだ感が。。というかもっと高くなるんですね。。ガウディ没後100年目にあたる2026年に完成予定だそうですが、果たして間に合うんでしょうか。

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ガウディさん。

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受難のファサードにあった、33プレートの解説もありました。縦横斜めだけでなく、他にもこんなにパターンがあるとは。。

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他にも秘密が隠されていて、プレートには必ず10と14が2個ずつあって、全部足すと48。これは、INRIという言葉(リンク先はWikipedia)に使われている文字の、ラテン・アルファベット順にちなんだ数字を足したものと同じらしいです。

つまり、Iは9番目、Nは13番目、Rは17番目だから、9+13+17+9で48になると。

これはなんか無理やりというか、蛇足感が(笑)。というか、ラテン・アルファベットって、J、U、W、Y、Zが無いんですね。そういえばイタリアでも無かった気がします。

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生誕のファサードまで戻ってきたころには、いい感じに晴れてきていました。つづく。



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