甘い戦争の主役、ザッハトルテ
in ウィーン
ザッハという五ツ星ホテルの隣に、
甘い戦争のもととなったお菓子のカフェがあります。看板のお兄さんの笑顔が甘い戦争の結果を物語っているようです。
地元客や観光客で大盛況の店内でしたが、すんなり座れました。メニューが新聞紙みたいでおしゃれ。
これが甘い戦争の主役?いいえ、これは、オーストラリア名物のひとつ「アプフェルシュトゥルーデル」です。薄切りした生りんごを薄い生地で包んだものです。生クリームと一緒に食べると絶品です。アメリカのアップルパイとはまた違うケーキです。
チョコレートで包まれ、甘くないホイップが添えられているケーキ、これこそが甘い戦争の主役「ザッハトルテ」です。甘い戦争について詳しくはこちらへ。
ザッハトルテは、2年くらい前にお店で期間限定で作ってただけに、ようやく本物と出会うことが出来て感激しました。表面のチョコレートの裏面にアプリコットジャムが塗られていて、やや甘めでした。甘くないホイップと一緒に食べることで絶妙なバランスがとれていました。
オリジナルの紅茶もあまりの上品さにほろ酔いしてしまいそうでした。
他にもケーキがありましたが、ほとんどのお客様は、ザッハトルテを頬張っていました。ウエイターさんに担当が代わると言われるまで気づかなかったのですが、テーブルごとに担当のウエイターさんが決まっているようです。何かと新鮮なお店でした。
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