まるで別の惑星にいるかのような公園
早いもので、今日はスペインを離れる日ですが、その前にガウディが遺したグエル公園で見納めします。
グエル公園は交通がちょっと不便な場所にあります。でもホテルから割と近かったので、歩いて行きました。といっても徒歩40分くらいですが、バスや地下鉄で行くよりも早いんですよね…。
公園近くまで来たら、なんと外にも関わらずエスカレータがありました。これは楽ですね。でも引ったくり注意の標識があるのが、妙にリアルで、嫌です。
チケットを買う所。ここでも例外なく並んでいます。。ここもあらかじめネットでチケットを買えるはずなのですが、どういうわけか、たまたま通信障害が起きていて、うまく買えませんでした。なので、仕方なく15分くらい並びました。
並んでいるときに見つけたこの広告。なんとグエル公園のガイドが見られるアプリがあるようです!
早速落としてみました。結構デザインが凝っていて、しかも多言語対応していて、日本語の翻訳もきちんとついています。
観光スポットでは、イヤホンから音声ガイドを聞いているのを見ては楽に情報が得られて羨ましいな〜と、いつも思っていたのですが、このようにアプリなら、私たちのようなろう者でも手軽に情報が得られます。いい時代になったなぁ。こういうの、もっと広まって欲しいです。
しかも、公園全体にフリーWi-Fiのアクセスポイント(SSIDも「Guell Park」)が行き渡っていました。すごい。
公園のシンボルマーク。モザイクが良い感じです。
公園の入口にも、葉っぱみたいなデザインが。これ、何ていう植物だったかな…
チケット。オサレです。
グエル公園は、人数制限があるようで、時間毎に何人までと決められています。そのため、チケット入手後、更に1時間くらい待たなくてはいけませんでした。正門の方へ行って、帰りのバスの時間を確認したりウロウロしたりして時間を潰していました。
そしてやっと時間になったところで入場。
入り口に入ってすぐの図です。ガウディならではの独特の空間になっていています。基本的に建造物は、どうあがいても人工物でしかないのに、ここでは、まるで自然と同化しているような気がしないでもないです。
トカゲっぽいのですが、ドラゴンだそうです。ガウディさんがここに住んでいた時は、毎日このドラゴンに触ったり挨拶したりしていたそうです。肌触りもひんやりとしていて爬虫類っぽい。
やけに柱がたくさんある広間。上にある大きな広場を支えています。これだけ本数があれば地震があっても安心?
洞穴のような場所から覗いたおみやげ屋。洞穴の中ってどういうわけか落ち着きますよね。
さきほどの広間にたくさんあった、柱が支えている広場です。結構広くて、これまでに様々なイベントが行われているそうです。天気が良く、奥にはバルセロナの街が一望できて、なかなかの絶景でした。
そして広場の周りには、こういうウネウネとした形をしたベンチがあります。
腰辺りにちょうどくぼみが来るので、座り心地が絶妙です(笑)
このベンチ、色々な模様のタイルが散りばめられています。隙間にきちんと漆喰?が埋められているので、スベスベとしていました。
広場の上から眺めると、入ってきた入り口やドラゴン、おみやげ屋が見えます。人が多いですね。人数制限があるのもうなずけます。
広場の後方にはこんな感じです。
くぼみには鳩が住んでいました。こういうのを見ると、本当に自然と同化してるんじゃないかと思ってしまいます。それとも、人間と同じように、鳩も住めば都という感じだったりするのかもしれませんね。
まるで別の惑星にありそうな建物?もありました。こういう現実離れした場所なら、仕事などで疲れても気軽に日常から離れて、リラックスできそうで良いですね。
おみやげ屋。
おみやげ屋の天井がヒダのようなものになっていました。内臓をイメージしたのかな…
公園を満喫した後は、バスでホテルまで戻り、荷物を持って空港へ向かいます。
次の都市は、隣国のポルトガルのリスボンです!つづく。
いつか奥様にお願いして、写真のコピーを頂きたいです。。。(>人<;)
おぉ、嬉しいです。どの写真が気に入られましたか?
コピーOKかは写真や用途にもよると思いますので、こことは別に連絡をいただければ幸いです。
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