てっぺんからオレンジ一色の景観が見える塔
サン・ベント駅を出た所で、面白いシーンに出くわしました。撮られる人たちと撮る人たち。
私たちも含めて全員、ポルト旧市街を観光している立場なので、何かシュールでした。
そうこうしているうちに、クレリゴスの教会に到着。この塔は1760年頃に建ったもので、それとは別に後方にある教会は少し古く、1750年に完成したものだそうです。
このグループも一緒のようです。ブラジルから来た観光グループだそうです。道理でノリがいいわけですね(笑)
というか、この人数で登ったらこの塔、キツキツにならないか?と思いつつ塔に入ろうとすると、チェック係と思われる方から、後方を指さされて、あそこでチケットを買えと。購入するときに気付いたのですが、時間制でした。次に塔に入れるのは15分後とのこと。ちょうどベンチのようなものもあったので、そこでのんびり人間観察もしながら待ちました。
そして、時間になったので入ります。中はちょっとうっすら暗かったです。
下の方にある、小さな箱のような建物がチケットオフィスです。
結構高さがあって、5分位ずっと登りっぱなし。これはキツかったです。あとから調べてみると、塔の高さは75.6メートル、階段は225段あるそうです。そして、てっぺんにたどり着いた先には、絶景が待っていました。
オレンジ色の屋根がびっしりと並んでいます。天気が良くて、とってもオレンジ色が映えています。チェコのチェスキークルムロフの街を思い出しました。あの時はちょっと天気が悪かったけど。
オレンジ色の正体は、瓦のようなレンガです。これは並べているだけなのかな?
塔のてっぺんはグルグル回れる構成になっていて、街を360度見回せます。
日本のスナック菓子でこういう形のあったなぁ、と思いながら眺めていました。
袋に残ったスナックみたいに壊れている瓦もあったので、屋根を復旧している感じでしょうか。メンテナンスが面倒くさそうですね。。でもそれがあの景観に繋がっているのも確かなので、維持は大変でしょうが、続けていってほしいですね。
まだまだポルト旧市街の探索は続きます。つづく。
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