ベトナム戦争証跡博物館

in ホーチミン

クチトンネルツアーを終えて、戦争証跡博物館へ行く前に、腹ごしらえを。

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蟹スープ

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シーフードスープ

実は、旅に出てから、毎日のようにスープを食べています。どれも美味しくて、なんだか落ち着きます。

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いざ、博物館(目の前)に行こうとしたら、いきなりスコールが降ってきました。バイクがビュンビュン走っています。滑らないか見ている方がハラハラです。。スコールは、すぐ止むかと思いましたが、一向に止まないので、スコールの中、走って博物館に向かいました。

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チケットを購入し、受付を通ると、いくつかの戦闘機や戦車が展示されています。どれも実際に使われたもので迫力があります。

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一階と二階では、英語しか説明がなかったのですが、三階の一部に日本語の説明がありました。中村悟郎というフォトジャーナリストの日本人が当時のベトナムの様子を写真に収めていたものが展示されていました。

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奇形で死産した赤ちゃんをホルマリン漬けした様子。

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アメリカ軍が行った枯葉剤は、以前から知っていたのですが、この展示で枯葉剤の酷さがよく分かりました。奇形の赤ちゃんと分かりながらも、産んで育てている様子は、アメリカへの沈黙の訴えのように感じました。

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ろう者の子どももいました。年齢は3歳くらいかな?撮影年が2007年ということは…今頃、10歳くらいかな。手話で話してるかな?幸せに過ごしてるかな?とあれこれ想像が尽きません。

博物館を見学した後、ベトナム戦争について、さらに調べてみると、「ライタイハン」という言葉を初めて知りました。

ベトナム戦争の最中だった1965年に、アメリカ側の傭兵として韓国軍が5万人(最終的には合計31万人)参戦してきました。その時から、韓国軍による民間人大虐殺やベトナム人の女性を強制的に強姦する事件が目立っていたようです。

ライタイハンとは、韓国軍により強制的に慰安婦(性奴隷)にされた女性や、強姦された女性たちから生まれた混血児のことです。ライ=軽蔑するべき混血、タイハン=大韓のベトナム語読みで、憎き敵軍(韓国)の子供という意味があります。驚くことに、ライタイハンの数は、3万5千人もいると言われています。

私も含めて、こういう話を知らない人はたくさんいると思います。まずは、知ることから始めて、二度とこういうことが繰り返されないよう伝え続けることが大事かなと自分なりに考えました。

ベトナム戦争で亡くなられた方にご冥福をお祈りいたします。



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