肩透かしをくらった世界遺産

砂漠ツアーシリーズその2

前回の続き。隊商交易の中継地だったアイトベンハッドゥの集落に向かいます。

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ランチしたお店の向かいにあった、この扉。開けたらどこに出るんだろう。。

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この橋の向こうがアイトベンハッドゥの集落です。

アトラス山脈の南側の荒廃とした大地に点在するオアシスには、先住民のベルベル人が建てた要塞のようなアジトが1000以上あり、その中でもひときわ美しいとされるのが、ここアイトベンハッドゥの集落です。カスバという建物だそうです。

ガイドさんいわく、今ではほぼ観光地化されてしまい、住んでいる人はわずか七家族で、残りのほとんどは反対側にある市街地に移動したそうです。

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子供たちが沐浴しています。この暑い中、気持ち良さそう。

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洗濯物が干してありました。地道な背景だとクッキリと映えますね。

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この橋、2010年に建てられたもので、以前は無かったそうです。それまでは川の小石を伝っては渡っていたそうで、子供が手をつないでチップをもらっていたと。でも今は橋が出来て、子供の収入源がなくなったとか。

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ユネスコ世界遺産認定の看板。

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お土産屋がいっぱいです。色使いが独特で飽きません。

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カスバの壁は日干し煉瓦で出来ていて、なんと50センチもの厚さがあるようです。そのおかげで中は涼しさを保てるとか。

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建てるのにかなり手間がかかり、出来上がるまで数年かかるようです。メンテナンスがとても大変そうです。雨が降ったら溶け出しそうだけど、その時はどうするんだろう。

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茎のような藁を配置するなど、水はけにも工夫がしてあります。

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ねこさん!人懐こいです。さすが観光地。

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凛々しいねこさんも。

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ここアイトベンハッドゥは、ハリウッドの舞台によく使われているようです。しかも数日前にローマで観た『グラディエーター』の映画もありました。あの舞台はここだったんだなぁ。

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ガイドさんに、アートをやっている方のお店に連れられました。ガイドさんのお友達だそうです。その場で何かを描いてくれました。

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薄っすらとしていてよくわからないと思ったら、急に火を使って炙り出してきました。なるほど!

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店内にはいろんな作品が展示してありましたが、その中に日本語を見つけました。日本人が教えたのでしょうね。

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アイトベンハッドゥのてっぺんまで目指します。

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てっぺんの付近にあったこの岩のアーチ、なんだと思いますか?

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横から見ると、こんな感じ。ニセモノです。ハリウッドの撮影向けに作られたセットだそうです。なんというドリームクラッシャー。。

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しかも、これもハリウッド向けのセット。

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人が倒れていると思ったら人形です。紛らわしい。。

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てっぺんにあったこの建物。ガイドさんがこっちおいでと言っています。まさか…

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これも映画のセットでした。拍子抜けしちゃいました。

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これってある意味、世界遺産への冒涜じゃね?と思いました。これが遺跡の維持につながる収入源になるとしても、なんだかなぁと。こればかりは価値観の違いですね。地元の方にとっては金になるのなら、世界遺産のプライドなどないという感じなんでしょうか。。

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これも、ガイドさんに聞いてみたら、

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映 画 の セ ッ ト で す \(^o^)/

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なんだか興醒めしてしまったので、上から見た景観も微妙に見えてしまうのが不思議です。

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羊さん。ガイドさんいわく、食べちゃうんだそうです。ドンキーも食べるのかと聞いたら、あれは食べない!荷物を運んでくれる優秀な家畜とのことでした(笑)

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喉が渇いたので、ふもとでアップルサイダーを。スッキリした炭酸です。よく見るとコカコーラ社製でした。

つづく。



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