青い街、シャウエンで黒猫のお出迎え
Bojr Fezというショッピングモールから、先日チケットを買ったバスオフィスまで、20分くらいかけて歩いていきました。さすが新市街だけあって、道路が非常に分かりやすく、まったく迷わずにたどり着けました。
ここは、CTMというモロッコ国営のバス会社の窓口です。バスターミナルと一体型になってる構成でした。他にも民営バスとかあるみたいですが、質がピンからキリまであるそうです。その中でもCTMとスープラトゥールバスという民営バスの質が良いらしいです。
荷物をバスに積みたい場合は、荷物の重量を測るところに行って預ける必要があるようです。荷物が規定より重量オーバーした場合は追加料金を払うらしいのですが、私たちの荷物は問題なくクリアしました。ほっ。。
シャウエン行きのバスは16:15発。所要時間、約4時間だそうです。
トイレを済ませたあと(待合室内なのにチップを取られた)しばらく待機して、予定時間を少しオーバーした頃に出発しました。
これは休憩時に撮ったものですが、ラッキーなことに?新しくて立派なバスでした。
そして出発から4時間半後、街の灯が見えてきました。シャウエンの街並みです。ずっと暗い道のりで外が全く見えていなかったので、テンションが上がってきます。
20:45、バスターミナル到着。バスターミナルの玄関がもうすでに青い雰囲気です。さすが青い街、シャウエン。
そこで嬉しい出会いがありました。
なんと一匹の黒い子猫が出迎えてくれました。キリッとしたつぶらな瞳で、じーっとこっちを見てきます。あまりのキュートさに疲れが吹っ飛びました。
近寄っても全く逃げません。かわいすぎる…
ターミナル内はこんな感じ。夜遅いせいか、がらーんとしてます。一緒にバスを降りたのはだいたい10人くらい(ほとんどが欧米人かモロッコ人)でしたが、皆さん猫を気にもせずに、宿に向かっていっている感じでした。
まだ猫がじっとこっちを見ています。
名残惜しいのですが、後ろ髪をひかれる思いで先日予約しておいた宿に向かいました。バスターミナルから数歩圏内のところにあります。
あらかじめメールで到着が夜遅くなると伝えておいたので、スムーズにチェックインできました。ここで2泊します。
チェックインの手続きをするときに、ミントティーとお菓子をご馳走してくれました。ミントティーは相変わらずミントたっぷりで、目が覚めるほどの甘さでした。この甘さがたまりません。帰国したあとも飲みたいなあ。
お菓子もとっても素朴な味で美味しかったです。嫁が宿のオーナーにレシピを教えてほしいと言うと(ブギーボードで)、オーナーの妻の手作りで、レシピは秘密だと返されました(笑)。
しばらくすると、窓からシャウエンの街が一望出来るステキなお部屋に案内してくれました。しかも洗濯機とキッチン、テレビ付き!一番安い部屋を取ったのに、これは嬉しいサービスでした。
シャウエンには、ほとんどの宿が中心街の近くにあるのですが、ここの宿はちょっと離れたバスターミナルの近くにあります。今日のように深夜着はもちろん、明後日の早朝もスムーズにバスに乗れるので非常に楽でした。おまけに、ゆっくりと猫とも触れ合えたので、ここの宿にして大正解でした!
明日はシャウエンの街並みをゆっくり散歩します。つづく。
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