ベルギービールとウサギ肉

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そろそろ日が暮れてきました。二日目のブリュッセル探索もそろそろ終わりです。

ここはグラン=プラスといって、ブリュッセルの中心地にあります。

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世界で最も美しい広場のひとつで、1998年に世界遺産に登録されています。1402年に建造された市庁舎をはじめ、16世紀頃にはプロテスタントの殉教者たちがここで処刑されたなど、けっこう歴史が深いです。

せっかくの美食街ブリュッセル、この日の夜はベルギービールが美味しく飲めるところにしよう!ということで、この広場に面したレストランに決めました。

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「L’Estaminet du Kelderke」ケルデルクというお店です。

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さっそく、ベルギービールを注文。ウェイターさんが専用グラスに注いでくれます。

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ビールごとに色も香りが全く違うので、楽しく飲めそうです。グラスも、ワインと同じように香りを楽しむためか、ビールの種類ごとにグラスの形状が異なっています。

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今回は三種類のビールを頼みました。

・Brugs(左のグラス)アルコール4.8%のエールタイプ。

世界遺産の街、ブルージュで作られた白ビール。かなり軽くあっさりとしていました。

・MORT SUBITE KRIEK(真ん中のグラス)アルコール4.5%のランビック(自然発酵)タイプ。

「MORT SUBITE」を邦訳すると「突然死」という変わった名前のビール。ルーツをたどってみると、ブリュッセルのとあるカフェが由来で、新聞記者がダイスゲームでたむろしているときに事件などニュースが発生すると、ゲーム中断つまり突然死が多発していたということで、いつしかそのカフェは「突然死」と呼ばれるようになったとか。

KRIEK(クリーク)は、ランビックにブラックチェリーを漬け込んで一緒に発酵させたビールです。甘酸っぱくて爽やかな味でした。

・GRIMBERGEN(右のグラス)アルコール10%(!)のアベイタイプ。

アベイについてはこちらのサイトが詳しいです。グリムベルゲン修道院がルーツのようです。アルコール10%の割には飲みやすかったですが、後からずしっと来ました。

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うまそうに飲むナガタカさん(笑)

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どれも個性があって美味しかったです。日本のビールと違ってクセが強い上に種類も豊富なので、好みを見つけるのが大変そう。

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店内からグラン=プラスが見えます。おしゃれですねー。

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今回のメイン。このお店名物、ウサギ肉のシチューです。意外とクセがない味でした。ごちそうさまでした。

19時過ぎに入ったのに、談笑しているとあっという間に22時半。店を出るとあたりはもう暗く、グラン=プラスを囲む建物がライトアップされていました。

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市庁舎をバックにツーショット。

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ライトアップされた白鳥。肉屋のシンボルだそうです。今は高級レストランですが、あのマルクスとエンゲルスも通っていた酒場だったこともあるそうです。すげぇ。

他にも色々なオブジェが飾られた建物がたくさんで見飽きません。

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ホテルへの帰り道にあった壁にはタンタンの落書きが(笑)

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ベルギーで名高い小便小僧もグラン=プラスの近くにあります。後々、小便小僧の特集記事をアップします!つづく。

以下、おまけ。

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酒店やお土産店に行くと、こんな感じで大量のベルギービールと専用グラスが売られています。これにはカルチャーショックを受けました。いくらなんでも多すぎ(笑)



コメントComments

  • 匿名 says:

    すんげー懐かしい。。。あれからもう1年半に経ったなぁ・・・。なんかベルギービール呑みたくなってきたw 東京のどこかでベルギービール呑みません?笑

    • posana says:

      もしや山登りさんですか〜?!時は早いですねー!
      ぜひ東京でベルギーのビール呑みましょうよ〜!!!

 

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