パリでのポンポンとの出会い

ロダン美術館の次は、オルセー美術館。

P1110160

ルーブル美術館より近代的な作品が多く収蔵されている美術館です。

P1110161

入り口前にある作品群が面白いです。これはサイの彫刻。カコイイ。

P1110162

ゾウも。頭に鳩が止まっています。暖かいんだろうな。

P1110163

そしていよいよオルセー美術館へ。

P1110164

どーんと奥まで吹き抜ける構成。

P1110165

大きな時計もあって、まるで駅みたいです。

P1110166

Wikipediaを見ると、本当にもともと駅だったようです。オルセー駅。しかもホテルも併設されていたそうです。それが美術館になるなんて何が起こるかわからないですね。

P1110168

これは二階の休憩の間的な場所にあった時計。

P1110177

逆光でシルエットが綺麗。人気の撮影スポットになっていました。

P1110169

その隣には、ひとりひとりが互いに干渉しないという変なソファー。何をモチーフにしてるんだろう。アメーバ?

P1110182

シロクマ大好きな私たち夫婦。オルセーには、フランソワ・ポンポンさんが作った大きなシロクマの像があると聞いてやってきたのですが、どこにも見当たらなくて絶望していました。

P1110183

でもポンポンさんの作品は展示されていたので、きっとどこかにいるはず…と信じて再び探し始めます。写真のはカモシカさん。

P1110184

カバさん。重量感があって良い感じ。部屋に置きたくなります。

P1110186

フクロウさん。目に穴が空いていて、そこに吸い込まれちゃいそぅ!(by 嫁)

と、こんな感じで楽しくポンポンさんコーナーを全部見回り終わっても、肝心のシロクマさんがいませんでしたorz

しかし、一階におりようとすると、それはいました!!1

P1110185

なぜ一階のこんな寂しいところに置いてあるのか。。。暗いところにポツーンと。照明も当たっていません。この酷い扱いには理解に苦しみます。近日オープンするらしきカフェの近くにあったので、カフェの客へのアピールに向けて置いたのかな?

P1110188

それにしても、この流れるようなフォルム。ウットリします。しかもデカイ。本物のシロクマさんと同様、体長が3メートルは超えています。

P1110187

顔はこんな感じ。他の作品もそうですが、ポンポンさんの作品はシンプルなのに、ちゃんと本質を突いているものばかりです。すっかりフランソワ・ポンポンさんのファンになりました。名前もかわいいしね。

日本にも、群馬の館林美術館にポンポンさんのコーナーがあります。世界一周帰国後に訪れました。とても良かったので、後ほどここにアップするかも。

P1110179

そして私たちの心理を見透かしたかのような、お土産コーナーに鎮座したシロクマ。

素材が大理石でめちゃくちゃ重いので、明らかに旅の荷物になるのですが、そんな気苦労も吹き飛ばすほどの可愛さと凛々しさ。迷いに迷って、Petit(プチ)のほうを思い切って買っちゃいました。190ユーロ。家宝にします!

P1110191

疲れ果てた嫁。大丈夫か。

P1110193

すっかり日も暮れてきています。

美術館づくしの一日はこれでおしまい。ホテルへ戻ります。つづく。



コメントComments

 

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください


前後の記事Navi

  • 彫刻作品のパラダイス、ロダン美術館

  • パリを発つ前に「ザ・トライブ」を観てきた